2017年11月23日木曜日

主人公は喋らない

どーも、はやしです。

今回は主人公について。

前回『カルト』のプロットが迷走してると書きました。
しかし、本当に手出しが出来ないほど迷っていたらこんなブログは書かず、開発を投げていたと思います。
いくつかのアイデアが結び付き、ある程度の整理はついたのでしょう。

前作の『芥花』の「黒浦芥花」は喋らない主人公でした。
マリオ、ゼルダ、ドラクエ、クロノトリガーなど喋らない主人公のゲームが好きなのもありますが、
主人公の言動や思考があまりにも違いすぎると、プレイ中、常に気になって集中出来ないというのも大きいです。

黒浦芥花が中性的なのも男性プレイヤーを意識していました。
ちなみに、黒浦芥花は実際に無口な少女というわけではなく、何かしら発言しています。
何を言っているのかはプレイヤーの想像に任せるスタイルです。
(あやめ篇での“台詞”はクロノトリガーのオマージュです)

ただ、『芥花』というゲームは、状況が「見ればわかる」というほど単純ではないので、物語の解説役が必要です。
それはパートナーであるイングリドの役目でした。
これは元々『ゼルダの伝説 時のオカリナ』におけるリンクとナビィの役割のイメージでした。
マリオの最新作である『スーパーマリオオデッセイ』でも帽子のキャッピーという相棒が登場しましたね。

『カルト』でも喋らない主人公+喋るパートナーというペアで行きたいのですが、
もしかしたらキャラクター数を整理するときに統合してしまうかもしれません…。
一度、主人公の名前も決まったのですが、いつでも変えられるよう、いまはまだ無名に戻しています。
とりあえず、西洋風な少女の剣士というイメージです。


あと、“やりたくない”ことがありまして、それは「ナビゲートキャラが主人公を裏切ること」です。
ネタバレになるので具体的な作品名は避けますが…。
サポート役が実は全ての黒幕だったという物語の構造は、
確かにインパクトはあれど、個人的にはそれ以上の感情が生まれない…。
あからさまな伏線をはればすぐ怪しまれ、インパクト減だし、
表向き愛らしいキャラのまま隠し通すほど、裏切った時にプレイヤーのマイナス感情が、
ゲームそのものに向けられ、あまり評価されないような。
うまく収められる展開が思いつかない限り、避けたい。
とりあえず、私がプレイヤーに驚いてもらいたいのはそこではないので…。

そんなこんなで、『カルト』の主人公たちも芥花&イングリドのように愛されるキャラを目指していきます!

本日の執筆中BGM「テンタクルズ」

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