「竜骨帆船&野天造船所」
■竜骨帆船■

この辺りでの造船には古代より船体に竜骨が使われてきた。
ご覧の船の船体の白い部分が竜骨である。
あまり馴染みのない方にご説明差し上げると竜骨とは、時折、海岸に流れ着く海竜の死骸から採れる白骨のことである。
竜族の骨にはある種の鉱物が含まれており、高温で焼き固めると軽く頑丈かつ水や塩にも強い素材となる。
海辺の民はそうした海からの贈り物を船に利用してきたのである。
竜骨が得られない場合には良質な丸太を船の背骨として使うのだが、それを俗に竜骨と呼ぶこともある。

停泊中なのでマストは畳んである。

後ろから。

甲板下の船倉には積荷。
隙間から竜骨が背骨と肋骨のように覗ける。

船長室。とても狭いが落ち着く。
■野天造船所■

港と呼べるほどの規模ではないが、船着き場。
右に造船所が見える。

建造中の竜骨帆船。

竜の背骨と肋骨がそのまま船体として使われている様子が見て取れる。

竜骨を用いた船としてはこれくらいの大きさが一般的である。
これ以上になると、それほどの巨体を持つ竜自体が稀だからである。
また、竜骨を目的に生きた海竜を狩ることはまずない。
船を一艘作るたびに三艘沈められては割に合わないからである。
外洋交易では全木造の大型帆船が主流だ。
最近ではこういった中規模の竜骨帆船は近海の航行でのみ使われる。
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ドーモ、はやしです。
今回は「お舟がつくりた~い」と思い立ち、竜骨を骨ブロックで作るという冗談を思いつきました。
(竜骨とは船の背骨にあたる芯材のことを実際にそう呼びます)
しかし、一隻目で早くも骨粉のストックを使い果たし、後悔する羽目に。
我がワールドにはまだ天空トラップタワーを作っておらず、スケルトンスポナーも見つけてないので、昼は造船、夜は骨狩りというマイクラ生活に…。
しかも完成した時に骨ブロックが思ったより目立たない…。とほー。
今度このネタをやるときは別の素材で作ることにします。

海上での造船作業。この船モデルは船首の尖り具合がとても美しいです。
造船所の方も「野外に作られた簡素なもの」というコンセプトだったのですが、もう少し使い込まれた感じが出したかった。
色々反省点のある建築でございました。
でもお舟は美しくて作るの楽しい。
(Switch版、サバイバル・イージーで作成)
(帆船のベースは、てんやわんや街長氏の建築を参考に改造)
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